ツイキャス

やらなければいけないものがあるとき。のんびり読書も出来ないし、溜まってる録画も消費できないし。でも、やらなければいけないものをやるやる気が出ない。じゃあ、どうすんの?って。そりゃあ、「エアバンド」に決まってるでしょう。「エアソロシンガー」でもあり、「エアロックフェス」でもあるし。「それはなんだい?」って君が聞くなら僕はこう答えるね。「エアで歌手になりきるんだよ」って。一人、部屋でまず携帯にヘッドフォンを繋げる。そして曲を再生。さぁ、ここはMステ。さぁ、ここは夏のロックフェス。ギターソロで盛り上げるぜ。手拍子煽るぜ。「8か月、耳の病気で活動休止してたけど、一か月前のフェスで復帰して、このMステがテレビ復帰」っていう設定が今のブームです。ロックフェスの場合はちゃんと、ライブ後の「GYAOをご覧の皆さん、こんにちは」から「せーのっ、GYAO!!」まで暗い部屋の中一人でベッドに座って声も出さず頭の中だけでヤッてますから。ちなみに僕は、「GYAO!!」を抜かずにあえて全力過ぎるぐらい大声で言って、そのあとツイッターGYAOのツイートに「頭がおかしくなったわけではありません(ライブ後の独特のテンションと、あえて全力で言うっていうボケです」っていう文章を添えて引用リツイートして、フォロワーのファンから「どうかしちゃったのかと思いましたw」「また活動休止するかと思いましたよww」というリプライ貰うタイプのフロントマンです。

 

明日への緊張や、将来に対しての不安とかで、音楽聴いても楽しくないし、深夜ラジオ聞くのもなんか違う、っていう夜。でも、いい加減寝なきゃいけないとき。そういうときに決まってつけるのが「ツイキャス」。聞くわけでもなく、ただ流してる。これはもうマジで中2ぐらいからずっとやってる。未だに2か月に一夜ぐらいのペースである。逆にそういうとき以外ツイキャス開かない。決まってカテゴリ:女子JDを選択。その中でいいテンション感の決めて、ボリューム最小で流す。なんでしょうね、うっすら女性の声が聞こえる中で寝落ちするのが良いんでしょうね。それも、ラジオとかですらない、ただの喋り声が。それも、視聴人数が少ない方が良いのよ。一人とか二人しか聞いてないやつ。「一名さん、いらっしゃーい」って言われて俺はもちろんそのまま放置するじゃん。そしたら「コメントぜひお願いしますー」って。だって、自分含めて二人しか視聴してなくて、内一人はコメントバンバンして配信者とガンガンやり取りしてる訳よ。もしくは、ほんとに自分一人だったりする。そしたら、「この一人コメントもしねーし、かといって出ても行かねーしなんなんだよ」ってなるよね。申し訳ないなー、って思いながらおれはそれを聴きながら寝るよね。一回、その状態になって配信者が「これ、○○(名前)じゃない?この時間にくるの○○でしょ?」って学校の友達らしき名前で完全に呼びかけられたときはさすがに申し訳なくなって出ていったけど。

 

さあ、今日もツイキャス流して寝るか。ツイキャスの使い方ってこれであってますか?っていうお話。